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Lenovo XClarity Administrator のバックアップ

仮想ホスト用に所定のバックアップ手順がある場合は、その手順に必ず Lenovo XClarity Administrator が含まれるようにします。

始める前に

重要
バックアップ手順を開始する前に、必ずすべてのアクティブなユーザーに通知してください。データの変更を防止するため、XClarity Administrator は手順中は休止します。そのため、バックアップ手順の実行中は XClarity Administrator にアクセスできません。

XClarity Administrator 仮想アプライアンスから証明機関証明書をダウンロードし、Web ブラウザーにインポートしてあることを確認してください (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントの「Web ブラウザーへの証明機関証明書のインポート」を参照)。

実行中のすべてのジョブが完了し、保留中のジョブがないことを確認してください。ジョブが実行中の場合、実行中のジョブを停止してバックアップの作成を続行できます。

DNS サーバーの設定が正しいことを確認してください。正しくない場合、バックアップの復元後に SMTP および NTP が正しく動作しないことがあります。

管理サーバーに、バックアップで使用可能な十分なディスク・スペースがあることを確認します。十分なディスク・スペースがない場合は、以前のバックアップなど、不要になった XClarity Administrator リソースを削除してディスク・スペースを解放するか (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントの ディスク・スペースの管理 を参照)、またはオペレーティング・システム・イメージ、ファームウェア更新、および OS デバイス・ドライバーをバックアップに含めないでください。

OS イメージをバックアップする場合は、適切なネットワーク・インターフェース (eth1 または eth0) で OS デプロイメントが構成されていることを確認してください (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントの「ネットワーク・アクセスの構成」を参照)。

このタスクについて

初期セットアップおよび以下のような重要な構成の変更を行った後は必ず XClarity Administrator をバックアップしてください。

  • XClarity Administrator をアップデートする前

  • 新しいシャーシまたはラック・サーバーを管理するとき

  • XClarity Administrator にユーザーを追加するとき

  • 新しい構成パターンを作成およびデプロイするとき

XClarity Administrator を定期的にバックアップします。

バックアップは、ローカル・システムにダウンロードすることをお勧めします。ホスト・オペレーティング・システムが予期せずにシャットダウンした場合は、ホスト・オペレーティング・システムを再起動した後に XClarity Administrator を認証できない場合があります。この問題を解決するには、ローカル・システムの最後のバックアップから XClarity Administrator を復元します (Lenovo XClarity Administrator の復元を参照)。

手順

XClarity Administrator をバックアップするには、以下の手順を実行します。

  1. XClarity Administrator メニュー・バーで、「管理」 > 「データのバックアップと復元」をクリックします。「データのバックアップと復元」ページが表示されます。
  2. バックアップ」アイコン (「バックアップの作成」アイコン) をクリックします。「データと設定のバックアップ」ダイアログが表示されます。
  3. このバックアップの説明を入力します。
  4. バックアップを作成する場所を選択します。ローカル・リポジトリーまたはリモート共有を使用できます。

    デフォルトでは、バックアップはローカル・リポジトリーに作成されます。「バックアップのコピー」アイコン (「コピー」アイコン) をクリックして、バックアップをローカル・リポジトリーからリモート共有にコピーできます。

    リモート共有を選択する場合は、バックアップは最初にローカル・リポジトリーに作成されます。その後、選択したリモート共有にバックアップがコピーされ、ローカルのコピーは削除されます。詳しくは、リモート共有の管理を参照してください。

  5. 必要に応じて、オペレーティング・システム・イメージ、ファームウェア更新、およびOSデバイス・ドライバーを含めることもできます。
  6. バックアップの暗号化パスフレーズを指定します。
    重要
    暗号化パスフレーズを記録します。パスフレーズは、バックアップをこの XClarity Administrator インスタンスまたは他のインスタンスに復元するために必要です。パスフレーズを忘れた場合、リカバリーする方法はありません。
  7. バックアップ」をクリックしてデータと設定を今すぐバックアップするか、「スケジュール」をクリックしてこのバックアップを後で実行するようにスケジュールします。
    重要
    今すぐバックアップするように選択した場合、プロセスが完了する前に Web ブラウザーのタブまたはウィンドウを閉じたり更新したりしないでください。バックアップが生成されない可能性があります。

    バックアップの生成に時間がかかる可能性があります。進行状況バーによってジョブの状況が示されます。

    リモート共有にバックアップを作成する場合は、「ジョブ」ページで進行を監視できます (ジョブの監視を参照)。

    バックアップをスケジュールする場合、バックアップ・プロセス中は管理サーバーが一時的にシャットダウンします。管理サーバーがオンラインに戻った後、「ジョブ」ページから、バックアップ・プロセスのステータスを監視できます。

  8. XClarity Administrator にログインして、ご使用のデバイスの管理を続行します。

終了後

「データのバックアップと復元」ページから、以下の操作を実行できます。

  • XClarity Administrator バックアップをリモート共有から、またはにコピーするには、「バックアップのコピー」アイコン (「コピー」アイコン) をクリックします。

  • 不要になったバックアップを選択してローカル・リポジトリーまたは リモート共有 から削除するには、「バックアップの削除」アイコン (「削除」アイコン) をクリックします。

  • システム・データと設定をこの管理サーバーに復元する (Lenovo XClarity Administrator の復元を参照)。

  • バックアップをローカル・システムにインポートまたはシステムからエクスポートする。「バックアップのインポート」アイコン (「バックアップのインポート」アイコン) または「バックアップのエクスポート」アイコン (「バックアップのエクスポート」アイコン) をそれぞれクリックします。

  • 選択したバックアップを新しい XClarity Administrator インスタンスにプッシュする (別の XClarity Administrator インスタンスへのシステム・データと設定の移行を参照)。