カスタム・ソフトウェアを伴う SLES 12 SP3 のデプロイ
このシナリオでは、カスタム・ソフトウェア (Java および Eclipse IDE) とともに、SLES 12 SP3 オペレーティング・システムをインストールします。カスタム・ソフトウェアのインストールと構成は、カスタム・ソフトウェアおよびポスト・インストール・スクリプトを含むカスタム・プロファイルが使用されます。カスタム・ソフトウェア・パッケージは、デプロイ中にホストにコピーされ、カスタム・ポスト・インストール・スクリプトで使用可能になります。
始める前に
このシナリオでは、以下のサンプル・ファイルを使用します。
jre-8u151-linux-x64.tar.gz。これは、Eclipse 対応 Java のインストール・ファイルです。
eclipse-4.6.3-3.1.x86_64.tar.gz これは、Eclipse IDE のインストール・ファイルです。
SLES_installSoftware_customScript.sh このポスト・インストール・スクリプトは、ユーザーを作成して Eclipse を起動し、Eclipse IDE および Java をインストールします。
SLES インストール・スクリプトは以下のいずれかの形式です。Bash (.sh)、Perl (.pm または .pl)、Python (.py)
ソフトウェア・ファイルおよびインストール・スクリプトは、デプロイメント時に指定されたカスタム・データとファイル・パスからインストールされます。デフォルトのカスタム・データとファイルのパスは /home/lxca です。
SLES 12 SP3 の場合は、Eclipse IDE に GCC コンパイラが必要です。これは事前定義済み基本プロファイルに含まれています。このシナリオでは、事前定義済みの基本プロファイルをベースとして使用して、カスタム OS イメージ・プロファイルを作成します。別のプロファイルを使用する場合は、GCC コンパイラがプロファイルに含まれていることを確認する必要があります。
手順
カスタム・ソフトウェアとともに SLES 12 SP3 をデプロイするには、以下の手順を実行します。