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ポート設定の定義

ポート・パターンを作成することで、特定のタイプの I/O アダプターの標準的なポート設定を定義できます。

このタスクについて

ポート・パターンのネットワーク設定を使用してスイッチの内部ポートを構成します。ただし、ポート・パターンを使用してスイッチの共通設定 (VLAN ID、グローバル UFP モード、グローバル CEE モード、グローバル FIP など) を構成することはできません。ポート・パターンをデプロイする前に、デプロイする内部ポート・パターンと互換性のある共通設定を、以下のルールを使用して手動で構成する必要があります。ポート・パターンを使用して PVID のタグ付けを構成することもできます。共通設定と内部ポート設定の互換性を確認する方法と、ご使用のスイッチに対してこれらの設定を構成する方法については、そのスイッチに付属のドキュメントを参照してください。
  • PFC を構成する場合、「globalCEEState」がオンであることを確認します。
  • vport がFCoEモードに設定されている場合、「globalCEEState」がオンであることを確認します。
  • FIP を構成する場合、「globalCEEState」がオンであり、「globalFIPsState」がオンであることを確認します。
  • スイッチの内部ポート・モードがUFPモードに設定されている場合、「globalUFPMode」が有効であることを確認します。
  • ポートを特定の VLAN に追加する前に、VLAN ID が作成されていることを確認します。

手順

I/O アダプター・ポート・パターンを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. Lenovo XClarity Administrator のメニュー・バーで、「プロビジョニング」 > 「パターン」の順にクリックします。「構成パターン: パターン」ページが表示されます。
  2. カテゴリー・パターン」タブをクリックします。
  3. ポート・パターン」垂直タブをクリックし、「作成」アイコン (「作成」アイコン) をクリックします。
    I/O アダプターの追加
    新しいポート・パターンは、「」ページで、「開始ポート・パターン」の選択ボックスの横にある「作成」アイコン (「作成」アイコン) をクリックして作成することもできます。
  4. 新しいポート・パターン」ダイアログで、以下の情報を指定します。
    • パターンの名前と説明を入力します。

    • アダプターとポートの互換性に関する以下の設定を指定します。アダプターとポートにパターンを割り当てる際に、ターゲットとなるアダプターやポートとの互換性に基づいてパターン設定がフィルタリングされます。

      • ターゲット・アダプター・タイプ
      • 以下のターゲット・ポートの動作モード
        • pNIC モード
        • vNIC 仮想ファブリック・モード
        • vNIC スイッチ独立モード
        • vNIC 統合ファブリック・プロトコル・モード

        これらの設定は、NIC の仮想化を有効にします。詳しくは、Flex System Fabric Solutions での NIC の仮想化を参照してください。

      • 以下を含むターゲット・ポートのプロトコル:
        • イーサネットのみ

        • イーサネットおよび FCoE

        • イーサネットおよび iSCSI

      • ポート拡張設定パターン。サーバーから学習された追加のポート設定を構成するために使用されます。
    • ターゲット・ポートの動作モードを「pNIC モード」に設定した場合、該当すれば、対応する設定を Flex スイッチの内部ポートに適用するように選択します。選択する場合は、以下の追加の VLAN 設定と詳細設定を構成できます。

      • ターゲット・ポートのプロトコルを指定します。
      • ターゲット・ポートのプロトコルを「イーサネットおよび FCoE」に設定した場合、オプションで優先度 2 の ID を選択して指定します。
    • ターゲット・ポートの動作モードを「vNIC 仮想ファブリック・モード」に設定した場合、各機能のタイプや VLAN タグなど、物理機能設定を構成します。

    • ターゲット・ポートの動作モードを「vNIC スイッチ独立モード」に設定した場合、有効な各機能についてタイプ、最小帯域幅、および VLAN タグを構成します。該当する場合には、対応する設定を Flex スイッチの内蔵ポートに適用することもできます。選択した場合は、以下の追加スイッチ内部ポートおよび詳細設定を構成できます。
      • オペレーティング・システムがタグの付いていないパケットを送信するときにのみ使用されるデフォルトの LAN を指定する。
      • VLAN のコンマ区切りのリストを指定する。
      • 手動制御を構成するように選択してトリガーを指定する。
      • 以下のフロー制御タイプを選択します。
        • 既存のフロー制御の保持
        • 優先度ベースのフロー制御
        • リンク・レベル・フロー制御

        これらのフロー制御タイプの詳細については、Flex スイッチに付属するドキュメントを参照してください。

    • ターゲット・ポートの動作モードを「vNIC 統合ファブリック・プロトコル・モード」に設定した場合、該当すれば、対応する設定を Flex スイッチの内部ポートに適用するように選択します。選択する場合は、以下の追加の UFP 機能と詳細設定を構成できます。

      • QoS モードを指定します (帯域幅または優先順位)。

      • デフォルトの VLAN ID タグ付けを有効にし、有効な各機能についてモード、最小帯域幅、VLAN タグを指定します。

      • レイヤー 2 の障害について構成し、各機能のトリガーの数を指定します。

      • 帯域幅 QoS モードで、フロー制御タイプを指定します (優先順位ベース、リンク・レベル、または既存のフロー制御)。

      • 帯域幅 QoS モードで、iSCSI が選択されているときに優先順位 4 を有効にするかどうかを選択します。

      フェイルオーバー のトリガーを定義した場合、グローバル・フェイルオーバーが「On」であることを確認します。
  5. 作成」をクリックします。

結果

構成パターン: カテゴリー・パターン」ページの「ポート・パターン」タブに新しいパターンが表示されます。
「構成パターン: カテゴリー・パターン」ページに表示されたカスタム・ポート・パターンのリスト
このページでは、選択したカテゴリー・パターンに対して以下の操作を実行することもできます。
  • 編集」アイコン (「編集」アイコン) をクリックして現在のパターン設定を変更する。
  • コピー」アイコン (「編集」アイコン) をクリックして既存のパターンをコピーする。
  • 削除」アイコン (「削除」アイコン) をクリックして、パターンを削除する。
  • 名前変更」アイコン (「名前変更」アイコン) をクリックして、パターンの名前を変更する。
  • パターンをインポートまたはエクスポートする (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントのサーバー・パターンおよびカテゴリー・パターンのエクスポートとインポート)。