メインコンテンツまでスキップ

サーバー・パターンの作成

サーバー・パターンを作成する際には、特定のサーバー・タイプの構成の特性を定義します。サーバー・パターンは、デフォルト設定を使用して最初から作成することも、既存のサーバーの設定を使用して作成することもできます。

このタスクについて

サーバー・パターンを作成する前に、以下のアドバイスについて検討してください。
  • サーバー・パターンを初めて作成するときには、既存のサーバーから作成することを検討してください。既存のサーバーからサーバー・パターンを作成すると、I/O アダプター・ポート、UEFI、およびベースボード管理コントローラーの一部の設定の拡張カテゴリー・パターンが Lenovo XClarity Administrator によって学習および作成されます。これらのカテゴリー・パターンは、後で作成するサーバー・パターンで使用できるようになります。カテゴリー・パターンについて詳しくは、ファームウェア設定の定義を参照してください。
  • 同じハードウェア・オプションを持ち、同じように構成する必要があるサーバーのグループを特定します。サーバー・パターンを使用すると、複数のサーバーに同じ構成設定を適用できるため、共通の構成を 1 か所から制御できます。
  • サーバー・パターンでカスタマイズする必要がある構成を特定します (ローカル・ストレージ、ネットワーク・アダプター、ブート設定、管理コントローラー設定、UEFI 設定など)。
  • ローカル・ユーザー・アカウントを管理したり、構成パターンを使用して LDAP サーバーを構成することはできません。
  • 構成パターンのすべての XCC ポートで IPv4 が有効になっている必要があります。構成パターンを使用して IPv4 を無効にすると、IPv6 を含む、イーサネット・ポート全体が無効になります。
重要
管理ノードで障害が発生すると、サーバー・パターンが失われる可能性があります。サーバー・パターンを作成または変更した後は、必ず管理ソフトウェアをバックアップしてください (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントのLenovo XClarity Administrator のバックアップ)。

手順

サーバー・パターンを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. XClarity Administrator のメニュー・バーで、「プロビジョニング」 > 「サーバー構成パターン」の順にクリックします。「サーバー構成パターン」ページが表示されます。
  2. サーバー・パターン」タブをクリックします。
  3. 作成」アイコン (「作成」アイコン) をクリックします。「新しいサーバー・パターン・ウィザード」が表示されます。
  4. サーバー・パターンを作成するには、次のいずれかの操作を実行します。
    • 既存のサーバーの設定を使用するには、「既存のサーバーからの新しいパターンの作成」をクリックします。その後、表示されるリストで、新しいパターンのベースとして使用する管理対象サーバーを選択します。

      既存のサーバーからサーバー・パターンを作成すると、XClarity Administrator が指定された管理対象サーバーの設定 (拡張ポート、UEFI、ベースボード管理コントローラーの設定など) を学習し、それらの設定のカテゴリー・パターンを動的に作成します。新しいサーバーの場合、Lenovo XClarity Administrator は出荷時の設定を学習します。XClarity Administrator でサーバーが管理されている場合、XClarity Administrator はカスタマイズされた設定を使用します。その後、このパターンをデプロイするサーバーに合わせてそれらの設定をカスタマイズできます。

    • デフォルト設定を使用するには、「新しいパターンを最初から作成」をクリックします。その後、「フォーム・ファクター」フィールドでサーバー・タイプを選択します。

    パターンを作成するサーバーのタイプに応じて、残りのタブに表示されるオプションが異なる場合があります。
  5. パターンの名前と説明を入力します。
  6. オプション: カスタム」トグルを選択してから、名前付けスキームに含める 1 つ以上の要素 (カスタム・テキスト、サーバー名、増分番号など) および順序を選択して、サーバー・プロファイル名をカスタマイズします。
  7. 次へ」をクリックします。
  8. このパターンをサーバーにデプロイするときに適用するローカル・ストレージの構成を選択し、「次へ」をクリックします。

    ローカル・ストレージの設定については、ローカル・ストレージの定義を参照してください。

  9. オプション: I/O アダプター・アドレス指定を変更し、このパターンで構成するハードウェアに合わせて追加の I/O アダプターを定義して、「次へ」をクリックします。

    I/O アダプターの設定については、I/O アダプターの定義を参照してください。

  10. このパターンをサーバーにデプロイするときに適用するブート順序を定義して、「次へ」をクリックします。

    SAN ブート・ターゲットの設定については、ブート・オプションの定義を参照してください。

  11. 既存のカテゴリー・パターンのリストからファームウェア設定を選択します。

    新しいカテゴリー・パターンを作成するには、「作成」アイコン (「作成」アイコン) をクリックします。

    ファームウェア設定については、ファームウェア設定の定義を参照してください。

  12. 保存」をクリックしてパターンを保存します。パターンを保存してすぐに 1 つ以上のサーバーにデプロイする場合は、「保存してデプロイ」をクリックします。

    サーバー・パターンのデプロイについて詳しくは、サーバーへのサーバー・パターンのデプロイを参照してください。

終了後

保存してデプロイ」をクリックした場合は、「サーバー・パターンのデプロイ」ページが表示されます。このページでは、サーバー・パターンを特定のサーバーにデプロイできます。

保存」をクリックした場合は、サーバー・パターンとすべてのカテゴリー・パターンが「サーバー・パターン」ページに保存されます。


「構成パターン: パターン」ページに表示されたカスタマイズされたサーバー・パターンのリスト
このページでは、選択したサーバー・パターンに対して以下の操作を実行できます。