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サーバーへのサーバー・パターンのデプロイ

サーバー・パターンは、同じファームウェア・レベルの 1 つ以上の個別のサーバーまたはサーバーのグループにデプロイできます。また、Lenovo XClarity Administrator によって管理されているシャーシまたはプレースホルダー・シャーシの 1 つ以上の空のベイにサーバー・パターンをデプロイすることもできます。サーバーが取り付けられる前にサーバー・パターンをデプロイすると、管理 IP アドレスが予約されて、仮想イーサネット/Fibre Channel アドレスが予約され、ネットワーク設定が関連するスイッチの内部ポートにプッシュされます。

始める前に

管理対象デバイスにサーバー・パターンを適用する前に、サーバー構成に関する考慮事項を確認してください (サーバーへのサーバー・パターンのデプロイを参照)。

すべてのターゲット・サーバーが同じファームウェア・レベルであることを確認します。特定のサーバーからパターンを学習すると、パターンには、そのサーバーにインストールされているファームウェアのバージョンの構成設定が含まれます。

重要
サーバーにインストールされているものよりも下位のファームウェア・レベルを使用してパターンを作成した場合、サーバー・パターンを適用すると失敗することがあります。

手順

サーバー・パターンを管理対象サーバーにデプロイするには、以下の手順を実行します。

  1. Lenovo XClarity Administrator のメニュー・バーで、「プロビジョニング」 > 「サーバー構成パターン」の順にクリックします。「サーバー構成パターン」ページが表示されます。
  2. サーバー・パターン」タブをクリックします。
  3. デプロイするサーバー・パターンを選択し、「デプロイ」アイコン (「パターンのデプロイ」アイコン) をクリックします。

    選択したサーバー・パターンが、「サーバー・パターンのデプロイ」ダイアログの「デプロイするパターン」リストに表示されます。

  4. 構成をいつアクティブにするかを選択します。
    • 全文」。直ちにサーバーの電源をオンにするかサーバーを再起動して、サーバー、ベースボード管理コントローラー、および Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) の構成をアクティブにします。
    • 一部」。(デフォルト) 直ちに管理コントローラーの構成はアクティブになりますが、サーバーおよび UEFI の構成のアクティブ化は、サーバーが次に再起動するまで据え置かれます。プロファイルを完全にアクティブにするには、手動でサーバーの電源をオンにするかサーバーを再起動する必要があります。
      IMM 設定 (システム情報、管理インターフェース、拡張 BMC カテゴリー・パターンなど) のみ含まれるサーバー・パターンをデプロイする場合、サーバーを再起動する必要はありません。
    • 据え置き」。サーバー、管理コントローラー、および UEFI 設定のプロファイルが生成されます。ただし、その構成設定はサーバー上でアクティブ化されません。プロファイルを完全にアクティブにする前に、サーバーを再起動することによって手動でサーバー・プロファイルをアクティブにする必要があります。
    アクティベーション構成に関係なく、デプロイされるとすぐに関連するスイッチの内部ポートのネットワーク設定がそのスイッチにプッシュされます。
  5. このサーバー・パターンをデプロイするサーバーまたは空のシャーシ・ベイを 1 つ以上選択します。
    空のシャーシ・ベイのリストを表示するには、「空のベイの表示」を選択します。
  6. デプロイ」をクリックします。ダイアログが開き、選択した各ベイのデプロイメント・ステータスが表示されます。
  7. もう一度「デプロイ」をクリックして、デプロイメント・プロセスを開始します。
    デプロイが完了するまでに数分かかることがあります。デプロイ中に、サーバー・プロファイルが作成されて、選択した各サーバーまたはシャーシ・ベイに割り当てられます。
  8. 閉じる」をクリックします。

終了後

XClarity Administrator のメニュー・バーで「監視」 > 「ジョブ」の順にクリックすると、デプロイの進行を監視できます。「プロビジョニング」 > 「サーバー・プロファイル」の順にクリックすると、サーバー・プロファイルの作成を監視することもできます。デプロイが完了したら、生成されたサーバー・プロファイルを確認し、管理 IP アドレスと仮想イーサネット/Fibre Channel アドレスを記録します。

既存のサーバーにサーバー・パターンをデプロイした場合は次のようになります。
  • アクティブ化のオプションで「全文」を選択した場合は、各サーバーのサーバー・プロファイルが作成され、各サーバーに構成が伝播されて、構成の変更をアクティブにするために各サーバーがリブートします。
  • アクティブ化のオプションで「一部」を選択した場合は、各サーバーのサーバー・プロファイルが作成され、各サーバーに構成が伝播されます。構成の変更を完全にアクティブにするには、手動で各サーバーの電源をオンにするか各サーバーを再起動する必要があります (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントのサーバーの電源のオン/オフを参照)。
  • アクティブ化のオプションで「据え置き」を選択した場合は、各サーバーのサーバー・プロファイルが作成されます。サーバーのサーバー・プロファイルを手動でアクティブ化する必要があります (サーバー・プロファイルのアクティブ化を参照)。

管理対象シャーシまたはプレースホルダー・シャーシの空のベイにサーバー・パターンをデプロイした場合は、計算ノードが適切なシャーシ・ベイに物理的に取り付けられ、Lenovo XClarity Administrator によって検出されて管理対象になった後、その新たに取り付けられた計算ノードにサーバー・プロファイルをデプロイして、プロファイルをアクティブにする必要があります (サーバー・プロファイルのアクティブ化を参照)。

新しいサーバー・パターンをデプロイした後に起動しなくなったサーバーがある場合は、ブート設定がサーバー・パターンのデフォルトのブート設定で上書きされたことが原因と考えられます。UEFI モードでインストールされたオペレーティング・システムの場合、デフォルト設定を復元すると、追加の構成手順を実行してブート構成を復元する必要が生じることがあります。Windows または Linux で実行しているサーバーでのブート設定のリカバリーの例については、サーバー・パターンのデプロイ後のブート設定のリカバリーを参照してください。