Lenovo への定期的なデータの送信
オプションで、製品の使用方法や環境の変更に関するデータを収集し、そのデータを定期的に Lenovo に送信することを XClarity Administrator に許可することができます。Lenovo では、Lenovo 製品や Lenovo サポートの品質向上にこのデータを利用しています。
始める前に
このタスクについて
以下のタイプのデータを収集して Lenovo に送信することができます。
使用データ
複数のユーザーの使用データを分析することにより、Lenovo は XClarity Administrator がどのように使用されているかを把握できます。これにより、Lenovo は、頻繁に使用されている機能を調べたり、XClarity Administrator インスタンスで発生している問題を特定したりすることができます。その後、お客様のニーズを満たす製品の機能拡張に関する将来の投資の決定を下したり、将来のリリースで問題を修正したり、製品の品質を向上したりするためにこのデータが利用されます。
使用データを Lenovo に送信することに同意した場合、以下のデータが収集され、毎週送信されます。このデータは匿名です。プライベート・データ (シリアル番号、UUID、ホスト名、IP アドレス、ユーザー名など) が収集されることも、Lenovo に送信されることもありません。
実行された操作のログ
発生したイベントのリスト、および発生時のタイムスタンプ
発生した監査イベントのリスト、および発生時のタイムスタンプ
実行されたジョブのリスト、および各ジョブの成功または失敗の情報
メモリー使用量、プロセッサー使用量、ディスク・スペースを含む、XClarity Administrator のメトリック
すべての管理対象デバイスに関する限定的なインベントリー・データ
ハードウェア・データ
複数のユーザーのハードウェア・データを分析することにより、Lenovo は定期的に発生するハードウェアの変更について把握することができます。その後、予測分析を強化したり、適切な場所に部品の在庫を確保することでサービスおよびサポート・エクスペリエンスを向上したりするために、このデータが利用されます。
ハードウェア・データを Lenovo に送信することに同意した場合、以下のデータが収集され、定期的に送信されます。このデータは匿名ではありません。ハードウェア・データには、UUID やシリアル番号などの属性が含まれています。IP アドレスやホスト名は含まれません。
毎日のハードウェア・データ。各インベントリー変更には、次のデータが含まれています。
インベントリー変更イベント (FQXHMDM0001I)
そのイベントに関連付けられているデバイスのインベントリー・データに対する変更
毎週のハードウェア・データ。すべての管理対象デバイスのインベントリー・データが含まれています。
データが Lenovo に送信されると、HTTPS を使用して XClarity Administrator インスタンスから Lenovo アップロード・ファシリティーに転送されます。この HTTPS 接続経由で REST API が呼び出され、データが送信されます。XClarity Administrator に事前にロードされた証明書が認証に使用されます。XClarity Administrator インスタンスがインターネットに直接アクセスできず、XClarity Administrator でプロキシが構成されている場合、データはそのプロキシを介して送信されます。
その後、データは Lenovo カスタマー・ケア・リポジトリーに移動され、最大 5 年間保管されます。このリポジトリーは安全な場所であり、問題のトラブルシューティングのためにデバッグ・データを Lenovo に送信する際にも使用されます。ほとんどの Lenovo サーバー、ストレージ、およびスイッチ製品で使用されます。
Lenovo カスタマー・ケア・リポジトリーからは、すべてのハードウェアおよび使用データについて照会が実行され、Lenovo 製品チームが分析に使用できるグラフが生成されます。
手順
お客様のデータを収集して Lenovo に送信することを XClarity Administrator に許可するには、以下の手順を実行します。
終了後
データの送信に同意した場合、このページからは以下の操作を実行できます。
該当するチェック・ボックスの下にある日付を参照して、データが最後に送信された時刻を確認する。
該当するチェック・ボックスの下にあるリンクをクリックして、最後に送信されたデータ・アーカイブをダウンロードする。