ストレージ・アレイの構成の保存
save storageArray configurationコマンドは、現在のストレージ・アレイ・ボリューム構成を再作成するためのスクリプト・ファイルを作成します。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。ただし、このコマンドでLDAPパラメーターを指定できるのは、Security ロールが割り当てられたユーザだけです。
コンテキスト
重要
このコマンドは、現在のストレージ・アレイ上のリモート・ミラーまたはボリューム・コピーの構成データをファイルに保存しません。
構文
save storageArray configuration file="<var id="GUID-6788DEC4-E272-4464-96FB-A7B50E26041D__V1111146" className="keyword varname">filename</var>"
(allconfig|[globalSettings=(TRUE | FALSE)]
[volumeConfigAndSettings=(TRUE | FALSE)]
[hostTopology=(TRUE | FALSE)]
[lunMappings=(TRUE | FALSE)])
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
file | 設定の保存先となるファイル・パスとファイル名。ファイル名は二重引用符 (" ") で囲みます。次に例を示します。 file="C:\Program Files\CLI\logs\saconf.cfg" 設定を格納するファイルのデフォルト名は、 storage-array-configuration.cfg です。ファイル拡張子は自動で付加されません。ファイル名にはファイル拡張子を指定する必要があります。 |
allConfig | すべての構成値をファイルに保存するための設定。(このパラメーターを選択した場合は、すべての構成パラメーターが TRUE に設定されます)。 |
globalSettings | グローバル設定をファイルに保存するための設定。グローバル設定を保存するには、このパラメーターを TRUE に設定します。グローバル設定を保存しない場合は、このパラメーターを FALSE に設定します。デフォルト値は TRUE です。 |
volumeConfigAndSettings | ボリューム構成の設定とすべてのグローバル設定をファイルに保存するための設定。ボリューム構成の設定とグローバル設定を保存するには、このパラメーターを TRUE に設定します。ボリューム構成の設定とグローバル設定を保存しない場合は、このパラメーターを FALSE に設定します。デフォルト値は TRUE です。 |
hostTopology | ホスト・トポロジーをファイルに保存するための設定。ホスト・トポロジーを保存するには、このパラメーターを TRUE に設定します。ホスト・トポロジーを保存しない場合は、このパラメーターを FALSE に設定します。デフォルト値は FALSE です。 |
lunMappings | LUNまたはNSIDマッピングをファイルに保存するための設定。LUNまたはNSIDマッピングを保存するには、このパラメーターをTRUEに設定します。LUNまたはNSIDマッピングを保存しない場合は、このパラメーターをFALSEに設定します。デフォルト値はFALSEです。 |
注記
このコマンドには、グローバル設定、ボリューム構成の設定、ホスト・トポロジー、LUNマッピングの各パラメーターを任意に組み合わせて指定できます。すべての設定を保存するには、 allConfig パラメーターを使用します。 allConfig パラメーターを使用するか、それ以外の 4 つのパラメーターを 1 つ以上使用する必要があります。
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