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ストレージ・アレイのトレイの位置の設定

set storageArray trayPositionsコマンドは、ストレージ・アレイ内のトレイの位置を定義します。このコマンドには、ストレージ・アレイ内のすべてのトレイを含める必要があります。

対応アレイ

このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。

構文

set storageArray trayPositions=(controller | <var id="GUID-E1016EB6-1035-4CE2-B1FD-40863FD72D4E__V1111280" className="keyword varname">trayID ... trayIDn</var>)

パラメーター

パラメーター説明
trayPositions すべてのトレイIDのリスト。リストでのトレイIDの順序によって、ストレージ・アレイ内のコントローラー・トレイとドライブ・トレイの位置が定義されます。有効な値は 0 99 です。トレイIDの値はスペースで区切って入力します。トレイID値のリストは丸かっこで囲みます。ストレージ・アレイのコントローラー・トレイに有効な範囲外の識別子が定義されている場合は、 controller 値を使用します。

注記

このコマンドは、 trayPositions リストでのトレイ ID の順番で、ストレージ・アレイでのトレイの位置を定義します。たとえば、ID が 84 のコントローラー・トレイと、ID が 1、12、50 のドライブ・トレイがある場合、 trayPositions 84 1 12 50 と指定すると、コントローラー・トレイが 1 番目、ドライブ・トレイ 1 が 2 番目、ドライブ・トレイ 12 が 3 番目、ドライブ・トレイ 50 が 4 番目の位置にそれぞれ配置されます。 trayPositions の順序を 1 84 50 12 にすると、コントローラー・トレイが 2 番目、ドライブ・トレイ 1 が 1 番目、ドライブ・トレイ 50 が 3 番目、ドライブ・トレイ 12 が 4 番目に配置されます。

trayPositions パラメーターで定義するリストには、ストレージ・アレイのすべてのトレイを含める必要があります。リストのトレイ数がストレージ・アレイのトレイの総数と一致しない場合は、エラー・メッセージが表示されます。
管理ソフトウェアでは、1番目の位置のトレイが一番上に、以降のトレイが順番に従って上から順に表示されます。