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ストレージ・アレイのファームウェア / NVSRAMのダウンロード

download storageArray firmwareコマンドは、ファームウェアと、必要に応じてストレージ・アレイ・コントローラーのNVSRAM値をダウンロードします。

対応アレイ

このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin または Support Admin ロールが必要です。

コンテキスト

NVSRAM 値のみをダウンロードする場合は、 downLoad storageArray NVSRAM コマンドを使用します。

構文

download storageArray firmware [, NVSRAM ] 
file="<var id="GUID-8AC90820-A629-4214-A656-10B226C6BF48__V1111130" className="keyword varname">filename</var>" [, "<var id="GUID-8AC90820-A629-4214-A656-10B226C6BF48__V1111131" className="keyword varname">NVSRAM-filename</var>"]
[downgrade=(TRUE | FALSE)
activateNow=(TRUE | FALSE)
healthCheckMelOverride=(TRUE | FALSE)
healthCheckNeedsAttnOverride=(TRUE | FALSE)

パラメーター

パラメーター説明
NVSRAM このパラメーターは、ファームウェア・ファイルをダウンロードするときに、NVSRAM値を含むファイルをダウンロードします。このパラメーターには角かっこを含めないでください。 firmware パラメーターの後ろにはカンマを含めます。
file

このパラメーターは、ファイル・パスと、ファームウェアが含まれているファイル名を指定します。ファイル・パスとファイル名は、二重引用符 (" ") で囲みます。次に例を示します。

file="C:\Program Files\CLI\dnld\safrm.dlp"

有効なファイル名の拡張子は .dlp です。

NVSRAM-filename

このパラメーターは、ファイル・パスと、NVSRAM値が含まれているファイル名を指定します。NVSRAM ファイル名は、二重引用符 (" ") で囲みます。次に例を示します。

file="C:\Program Files\CLI\dnld\safrm.dlp"

有効なファイル名の拡張子は .dlp です。

ファームウェアとNVSRAMの両方をダウンロードする場合は、ファイル名の前にカンマを含めます。

downgrade
重要
ストレージ・アレイの設定に損傷の可能性 – 以前のバージョンのコントローラー・ファームウェアまたはNVSRAMを誤ってダウンロードすると、コントローラーが損傷したり、データ・アクセスが失われる可能性があります。このパラメーターを使用する前に、テクニカル・サポートにお問い合わせください。

この設定を使用すると、以前のバージョンのファームウェアをロードできます。デフォルト値は FALSE です。以前のバージョンのファームウェアをダウンロードする場合は、 downgrade パラメーターを TRUE に設定します。

NVSRAMのみをダウンロードする場合は、このパラメーターは無効です。
activateNow この設定により、ファームウェア・イメージとNVSRAMイメージがアクティブになります。デフォルト値は TRUE です。 activateNow パラメーターを FALSE に設定する場合は、あとから activate storageArray firmware コマンドを実行してファームウェアと NVSRAM をアクティブ化する必要があります。
NVSRAMのみをダウンロードする場合は、このパラメーターは無効です。
healthCheckMelOverride

この設定は、メジャー・イベント・ログ (MEL) の健全性チェックの結果より優先されます。MELの検証は引き続き行われ、バイパスされません。MELのチェックに失敗した場合は、コマンドの実行時にこのパラメーターを使用することで、エラーをバイパスできます。

ダウンロードの前に、コントローラーがイベント・ログをチェックし、新しいコントローラー・ファームウェアのダウンロードを妨げる可能性のあるイベントが発生したかどうかを確認します。そのようなイベントが発生した場合、コントローラーは、通常は新しいファームウェアをダウンロードしません。

このパラメーターを指定すると、コントローラーは新しいファームウェアを強制的にダウンロードします。デフォルト値は FALSE です。新しいコントローラー・ファームウェアを強制的にダウンロードする場合は、この値を TRUE に設定します。

healthCheckNeedsAttnOverride

この設定は、ヘルス・チェックの結果を要注意状態の特定のセットからオーバーライドします。条件の特定のセットに対して要注意の検証は依然として発生します。バイパスされることはありません。要注意チェックが失敗した場合は、コマンドの実行時にこのパラメーターを使用して障害を回避できます。

すべてのダウンロードにおいて、コントローラーは特定のセットの要注意状態をチェックして、新しいコントローラー・ファームウェアが正常にダウンロードできない可能性がある障害が発生したかどうかを判別します。そのようなイベントが発生した場合、コントローラーは、通常は新しいファームウェアをダウンロードしません。

このパラメーターを指定すると、コントローラーは新しいファームウェアを強制的にダウンロードします。デフォルト値は FALSE です。新しいコントローラー・ファームウェアを強制的にダウンロードする場合は、この値を TRUE に設定します。