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ストレージ・アレイ診断データの保存

save storageArray diagnosticDataコマンドは、ストレージ・アレイの診断データをコントローラーまたは環境サービス・モジュール (ESM) からファイルに保存します。

対応アレイ

このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。

コンテキスト

ファイルの内容はあとで確認できます。ファイルをテクニカル・サポートに送信して詳しい確認を依頼することもできます。

診断データを保存したら、古いデータを上書きできるように、診断データが含まれているNVSRAMレジスタをリセットできます。診断データ・レジスターをリセットするには、 reset storageArray diagnosticData コマンドを使用します。

重要
このコマンドは、テクニカル・サポートの助言の下で実行してください。

構文

save storageArray diagnosticData [(controller | tray)] 
file="<var id="GUID-CA3C2AB2-846D-455F-AF5F-0485970C7595__V1111147" className="keyword varname">filename</var>"

パラメーター

パラメーター説明
diagnosticData このパラメーターでは、診断データをコントローラーとESMのどちらからダウンロードするかを指定できます。
file

ストレージ・アレイ診断データの保存先となるファイル・パスとファイル名。ファイル名は二重引用符 (" ") で囲みます。次に例を示します。

file="C:\Program Files\CLI\logs\sadiag.zip"

このコマンドではデータが自動的に圧縮ファイルに保存されますが、ファイルには自動的にファイル拡張子が付加されません。ファイル名を入力する際に .zip 拡張子を指定する必要があります。